はじめてのWordPress・初心者講座【2】〜パーマリンク設定〜

こんにちは、山本洋介です。

WordPress講座2回目はパーマリンク設定について解説します。

パーマリンクは最初に設定しておけば後で何もすることはないのですが、最初にちゃんと決めておかないと後で大変なことになるかもしれません。

ここではパーマリンクとは何か、パーマリンクおすすめの設定方法について説明します。

パーマリンクとは

パーマリンクとはWebサイトのページごとに設定したURLのことで、上記のURLだとドメイン部分は変わらないので【カテゴリー】と【投稿名】を合わせた部分のことです。

ブログ記事を書くと、“その記事固有のURL”が発行されます。

あなたの記事を誰かが読んで、ブログやSNSで紹介してもらえたとしましょう。
もちろんその紹介記事には“あなたの記事のURL(例えば、https://www.yamaz-hi.com/blog/wordpress)”が添付されているでしょう。

その後でパーマリンク設定を変更すると、今まで書いたブログ記事のURLも全て変更となります。

そうなれば紹介してもらった記事に添付されたURLは無効となり、せっかく紹介してもらえてリンクから新しい出会いが期待できたかもしれないのに望みは消えてしまいます。

逐一URLが変更されていないかをチェックしている人なんていないでしょうから、パーマリンクが変更されてもURLを貼り替えてもらえることはあまり期待できないでしょう。

SEO(Search Engine Optimization)という言葉も聞いたことがあるかもしれませんが、SEOとは検索エンジン最適化と言ってGoogle検索エンジンでの評価を上げて検索順位を上げることです。

GoogleはURLでWebページを判別して評価しているので、URLが変われば全く新しいページと判断されてそのページが積み上げたSEOもリセットされます。すなわち検索順位もリセットされます。

なので一度決めたパーマリンクは変更可能ではあるが、後から変えてはならないのです。

パーマリンクの設定方法

パーマリンク設定は管理画面でメニューの設定→パーマリンクを選択します。

現在ではURL自体がSEOに直接影響することは少ないようなので、パーマリンクをどのように決めるかは個人の好みによるところもあると思います。

私のオススメは【カテゴリー名】+【記事のID番号】ですが、理由は次の項目で説明します。

パーマリンクは日本語じゃダメ?

URLが直接SEOに関係しないとしても、そのURLを直接見る人によって評価されてしまう可能性があることを頭に置いておかなければなりません。

例えば、URLは英語でなければならないという決まりはなく、日本語が入っていても問題はありません。

ですが、もしURLに日本語を入れた場合、そのURLをどこかに貼り付けると日本語が変換されて意味不明な文字列が表示されます。

もしもこのURLが貼られていたらあなたはクリックしますか?

「クリックした瞬間に詐欺サイトに繋がって支払い請求されたらどうしよう・・・」

なんて考える人も少なからずいるでしょう。

だからパーマリンクはシンプルでパッとみた時に内容がわかるようなものが一番いいとされています。すなわち英数表記です。

おすすめのパーマリンク

一般的におすすめのパーマリンクは【カテゴリー名】+【記事タイトル名】と言われています。

デメリットとしては毎回パーマリンクを考えないといけないということです。

上記は記事の投稿画面となりますが、右の設定メニューの【投稿】→【パーマリンク】を選択するとURLスラッグという欄が出てきます。

パーマリンクを【投稿名】と設定していた場合、記事のタイトルに入れた文字がURLスラッグに入るので、毎回何かしらの英単語に書き換える必要があります。(ブログ→blog)

一つや二つなら問題ありませんが、同じような記事が複数あった場合にどのようなURLスラッグを付けるかが悩みどころとなるでしょう。(同じURLは存在し得ないので、別の記事に同じURLスラッグは付けることができません)

分かりやすいURLスラッグをつければ親切ではあるものの、毎回決める負担を考えて私は【記事のID番号】としています。

ではなぜ【カテゴリー名】をつけているのかというと、カテゴリー名をつけておけばカテゴリーごとにポップアップウィンドウ(自分のコンテンツを宣伝する広告)を付けることができるからです。

海外ツールを連携させてブログのカテゴリーごとに違ったポップアップを表示させることができれば、リスト取得の確率を上げることができます。

ゆくゆくコンテンツ販売で自動収益化を目指すのであれば【カテゴリー名】も入れておくと後で役に立つかもしれません。

【カテゴリー名】を入れるデメリットとしては、一度決めたカテゴリー名は変えられないということです。

理由は同じくURLが変わってしまうからです。

なのでブログを始める時点で運用方法(カテゴリー分け)についてしっかり考えておく必要があるでしょう。

もしコンテンツ販売で収益を上げることを考えていないのであればパーマリンク設定はお好みで手間のかからないものを選択して問題ありません。

個人的見解でもありますが、各選択についての意見を付け加えておきます。

  • 基本
    一番シンプルではありますが、URLに【?】が入るので怪しい感じがするかも?!
  • 日付と投稿名
    日付が入るといつ投稿したか分かりやすくはなりますが、時間が経った後に過去の記事だと読んでもらえなくなる可能性があるかも?!
  • 月と投稿名
    上に同じ
  • 数字ベース
    個人的にはこの選択肢の中ならこれが一番おすすめです。パーマリンクのことは何も考えずに記事を投稿できます。
  • 投稿名
    記事ごとに英語表記に書き換えるのが苦ではないのならおすすめです。
  • カスタム構造
    自分のオリジナルで作ることができます。【カテゴリー名】+【記事のID番号】としたい場合は【%category%】+【%postname%】を選択します。

おわりに

パーマリンク設定は一度しかしないことなので、逆にどうしようか迷うところでもあると思います。

ホームページを運用し始めた時点で先々のプランが決まっていればいいですが、まだ決まっていない人も多いでしょう。

コンテンツ販売で自動収益化を考えているなら【カテゴリー名】+【投稿名】or【記事のID番号】

特に考えていないのなら【数字ベース】

この二択でいいのではと個人的には考えています。

参考にしながら悩んでみてください^^

次回は投稿のやり方と固定ページの編集方法について説明します。

お読みいただきありがとうございました。

この記事を書いた人

マラソン

山本洋介

パーソナルトレーナー歴15年の経験と失敗を活かして、パーソナルジム・スタジオ集客のためのWeb制作を行なっています。
人が集まるパーソナルジムが増えれば、笑顔で自由なライフスタイルを実現できる人が増えることを信じて全力でサポートしています。